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【高校生】塾へ通うべきなのか【結論:通おう】

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こんにちは,まろんです。

 

高校生になって成績が伸び悩んでいませんか?成績が芳しくないと,「塾に通ったほうがいいのかしら」と悩んでしまうもの。この記事では高校生が塾へ通うべきかどうかについて私なりの意見を書いています。

 

 

 

通うが吉

結論から書くと,お金に余裕があるのなら塾にったほうが良いです。理由はいくつかありますので以下に記しておきます。

 

 

学校と塾の違い

塾に通った方がよい理由に移る前に,まず学校と塾の違いを認識しましょう。

 

学校の目標

まず学校での教育の目標について,教育基本法を見てみましょう。

以下,文部科学省ホームページからの引用です。

第二条 教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。

  • 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。
  • 二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
  • 三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
  • 四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
  • 五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。

引用元:教育基本法:文部科学省

 ざっくりとまとめると心と身体を養うことを目標としています。法律で定められた目標ですから,極端な話をすると高校の教員は生徒の心と身体が成長すればクビになることはないわけです。(一部例外除く)

 

塾の目標

一方,塾はどうでしょうか?

全国のそれぞれの塾がどのような運営目標を掲げているかは私もわかりませんが,少なくとも塾に通う生徒や親御さんの目的は「成績をあげること」や「テストの点数アップ」,「志望大学合格」ですよね?

そして実際,基本的に塾は受験者数アップを目標にしています。(受験の合格実績のない塾には生徒が集まりませんので)

また塾講師としても,教えた生徒に良い点とってもらえなければ,クビになってしまいますので,生徒に良い点をとってもらうよう努力しています。

 

学校と塾の目標をまとめると以下の通りです。

  • 学校:生徒を成長させること
  • 塾 :生徒に良い点をとってもらうこと

 

 

 塾に通うべき理由

塾に通うべき理由は主に以下の通り3つあります。

  1. 講師は良い点を取らせるプロ
  2. 何を勉強すればよいか明確にしてくれる
  3.  勉強する習慣をつけやすい

 

それぞれ見ていきましょう。

講師は良い点を取らせるプロ

学校と塾の違いで書いたとおり,塾は良い点を取らせるための施設です。当然,講師は良い点を取らせるプロなわけです。

生徒に良い点を取らせることが仕事なので,授業以外の時間にはどうしたらよい点が取れるのかを生徒以上によく考えています。

 

一方,学校の先生は生徒が良い点を取れなくてもクビになることはないですし,そもそも授業以外にも多くの業務を抱えているため,良い点を取らせるためにどんな教え方をすればよいか考えることが出来る時間が,塾講師に比べて圧倒的に少ないのです。

私には学校の教員になった友人が何人もいますが,皆口を揃えて「やることが多く忙しくて大変な仕事だ」といいます。学校によってはモンスターペアレンツや不良生徒の対応に追われている先生もいます。

 

もちろん,学校の先生で受験指導がとても上手な方もいます。私が当時通っていた高校にも東大出身のベテラン教師がいて,その方の話はものすごくわかりやすく,学習指導も的確であったことを覚えています。

ですが,そういった優秀な先生は稀です。多くの雑務を抱えているため元々ポテンシャルがすばらしい先生以外は,テストで良い点を取るための勉強方法について考える時間はあまり取れないものです。

 

何を勉強すればよいか明確にしてくれる

テストで良い点を取るためには闇雲に勉強するよりも自分に合った学習方法で勉強するほうが効率的です。

例えば,物理の電磁気のテストで良い点を取りたいのに,教科書の先頭に書かれている力学の勉強からはじめていては,電磁気で良い点を獲得するまでにものすごく時間がかかってしまいます。少し極端な例でしたが,見当はずれな方法で勉強している生徒は意外と多くいます

 

ちゃんとした塾講師であれば生徒のにあわせてどのように勉強すればよいか指導をしてくれるので,効率の悪い方法で勉強して時間をロスする可能性は低くなります。

高校生になると定期テストや受験の範囲が中学校とは比べ物にならないくらい多いため,効率的に勉強しなければいつまで経っても良い点数は取れません。

 

勉強する習慣をつけやすい

塾はテストで良い点を取るための施設です。そこには同じ目的で集まる多くの高校生がいます。多くの塾では自習室が用意されており,日夜高校生が必死になって勉強しています。

塾に通うということは,受験のライバルたちが必死で勉強している環境に定期的に足を運ぶということです。よほどののんびりさんでない限り,「自分も勉強しなきゃ!」という気分になるものです。

 

塾という環境が勉強のやる気を呼び起こし,かつ自習室という勉強に最適なスペースも用意してくれているのです。勉強を習慣化するのには最適な環境といっても良いのでしょうか。自宅は誘惑が多いですから,なかなか勉強する習慣がつかないよ!という人は塾に通うことを検討してみてはいかがでしょうか。

 

大学受験ディアロ

 

【結論】塾に通おう

とまあ,塾はテストで良い点を取る上では最適な施設であるというワケです。塾に通わない手はないですが,問題なのは費用ですよね。

 

出来る限り受講する教科を減らしたいと考える人が多いはずです。きちんとした塾であればどれを受講すればよいかの相談にも乗ってくれます。まずは気になる塾の資料を集めて,お話を聞きに行くところからはじめてみてはどうでしょうか?

 

このサイトでも近々,どの教科を受講すればよいかについての記事を掲載する予定です。

 

※「塾に通っているけど勉強する習慣がつかないんだ!」という人はこの記事が参考になるかもです。まずは勉強に対するモチベーションを上げましょう。

 

study-support.hatenablog.com

 

 

 

成績が悪い子を伸ばす方法!【落ちこぼれから偏差値70越えした私が解説】

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こんにちは、まろんです。

 

この記事は以下のような人を対象にしています。

  • 学校のテストでいつも平均点以下の中学生
  • 中学校の時と同じように勉強しているのにテストで良い点が取れない高校生
  • 上記の様なお子さんをお持ちの親御さん

 

めちゃめちゃ勉強できるけど、最近伸び悩んでるんだよね〜、という人や,超難関校の中で比較的成績が良くないんだという人は対象外なので別の記事をごらんください笑

あくまで,社会一般的に見て成績が悪い人向けの記事です。

 

  

中学生や高校生の中で定期テストでいつも悪い点数を取ってしまうという悩みをもった人,かなりいると思います。私自身、高校生の時にはクラスで1,2を争うくらい低い点数を取っていて、遂には現役での大学受験では全落ちしてしまいました。

 

しかし、浪人してひたすら勉強と向き合うことで、なぜ自分が高校生の時に成績が悪かったのか、またどうすれば成績を伸ばせたのか理解しました。

 

成績が悪い理由は明白だ

中学校・高校で成績が悪い理由は単純で、ただの勉強不足です。

でも、成績が悪い本人もそんなことには気がついているはずです。わかっているけれども気力がわかず、勉強する習慣が身につかないから困っているんですよね。

 

ずばり、知りたいのは勉強する習慣をつける方法なのではないでしょうか。

 

(※「中学校のときと同じように勉強しているのに,なぜか高校生になってからテストで良い点数を取れないんだ!」という人も勉強不足です。中学校よりも高校の方が当然内容は難しくなり,テスト範囲は広くなりますから中学校のときと同じ勉強量では成績は下がるに決まっているのです。)

 

勉強のモチベーションを上げるしかねえ!

勉強を習慣化するための方法の説明に移る前にモチベーションの話をします。勉強をするときには何かしらモチベーションがあるはずです。そのモチベーションには大きく分けて以下2つのものがあると私は考えています。

 

  • ポジティブなモチベーション
  • ネガティブなモチベーション

 

前者は「勉強って面白い!」「色んなこと知りたい!」「テストでいい点とってチヤホヤされるために勉強頑張るぞ!」といった勉強に対するプラスの感情による動機だと考えてください。

一方、後者は「テストで悪い点数取って怒られたくないから勉強するか...」「受験失敗したくないから勉強やらなきゃ...」といった動機です。

 

勉強にポジティブなモチベーションを持ってる生徒は勝手に勉強するので、勉強する習慣がついています。

それに対してネガティブなモチベーションでしかたなく勉強している生徒は出来るだけ勉強をしたくないと思っているので、勉強する習慣はつきません。この生徒達の「勉強したくない!」という感情はとても強いものであるということを覚えておいてください。

 

ポジティブなモチベーションを育てていこう

「勉強したくない!」という強い感情を持っている人が勉強する習慣をつけるのは容易ではありません。

 

ではどうすればいいのか。

勉強に対してのモチベーションをネガティブなものからポジティブなものになるように自身のコントロールすれば良いのです。

 

方法はいろいろありますが具体例を挙げると以下の様な方法が良いと思います。

  • 勉強をしたら自分にご褒美をあげる
    (おやつタイム、ゲーム1時間、インスタに投稿できる,などなど)
  • おもしろい講師がいる塾へ通う
    (おもしろい講師がいると塾で勉強するのが楽しみになりますよね!)
  • 馬が合う家庭教師に来てもらう
    (先生と仲良くなると勉強を教えてもらう時間が楽しみになります。家庭教師は一対一で教えてもらえる点が良いですよね)

 

勉強が楽しみになるようにちょっとしたご褒美を用意するのです。

そうすればご褒美のために勉強をするでしょう。これを定期テストまで継続できると結果が出ます。

テストで良い点がとれると,それ自体がご褒美になります。勉強すること自体が楽しくなるのです。

 

 

なんでムチじゃないの?

上で挙げた例はどれも,いわゆるアメムチでいうところのアメ(=ご褒美)を与える方法でしたが、ここまで読んでくださった方の中には「アメなんかじゃダメだ!ムチでビシバシと指導したほうが成績が伸びるぞ!」とお考えの方もいるかと思います

 

ですが、私がアメを与える方法をオススメしたのにはワケがあるのです。

 

以下の記事に書かれている通りニューヨーク州立病院で行われた実験で,やるべきことをやらせるためにはムチよりもアメを与えた方が効果が高かったということが示されたそうです。

hbr.org

 

具体的には,きちんと手を洗った人に対しアメ(電子ボードに"Good job!"と表示される)を与えたところ,4週間以内に約90%の医療従事者がきちんと手を洗うようになったそうです。開始前は約10%しかきちんと洗う習慣がなかったそうなので,かなりの効果ですよね?興味がある方は記事を読んでみてください。(英語のサイトです)

 

勉強が楽しくなれば勝手に偏差値は上がる

というわけで成績を伸ばすための方法,結論としては

「勉強したときのご褒美を用意する」

これです。

 

ご褒美の選び方ですが,成績を伸ばしたい気持ちが強い人はちょっとした ご褒美でも勉強を継続できるでしょう。)

ですが,「成績のびたらいいなあ」くらいにしか思っていないような意思の弱い人は,塾や家庭教師などを活用してみるのもいいかもしれません。先生や他の塾生と仲良くなればそれもアメになりうるのです。また,ただのご褒美に比べて強制力があります。

 

とにもかくにも, まずは勉強する習慣を付けるところから始めましょう。

習慣がついたら成績が良くなること間違いなしです。 

 

塾に通おうか迷っている人は高校生向けの記事を書きましたので,参考にしてみてください。

study-support.hatenablog.com