成績アップ!中高生サポートサイト

中高生向けの学習に関する情報を発信するサイトです。親御さんも是非見ていってください。

【高校生】塾へ通うべきなのか【結論:通おう】

f:id:Hiding526:20191001113241j:plain

 

こんにちは,まろんです。

 

高校生になって成績が伸び悩んでいませんか?成績が芳しくないと,「塾に通ったほうがいいのかしら」と悩んでしまうもの。この記事では高校生が塾へ通うべきかどうかについて私なりの意見を書いています。

 

 

 

通うが吉

結論から書くと,お金に余裕があるのなら塾にったほうが良いです。理由はいくつかありますので以下に記しておきます。

 

 

学校と塾の違い

塾に通った方がよい理由に移る前に,まず学校と塾の違いを認識しましょう。

 

学校の目標

まず学校での教育の目標について,教育基本法を見てみましょう。

以下,文部科学省ホームページからの引用です。

第二条 教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。

  • 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。
  • 二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
  • 三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
  • 四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
  • 五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。

引用元:教育基本法:文部科学省

 ざっくりとまとめると心と身体を養うことを目標としています。法律で定められた目標ですから,極端な話をすると高校の教員は生徒の心と身体が成長すればクビになることはないわけです。(一部例外除く)

 

塾の目標

一方,塾はどうでしょうか?

全国のそれぞれの塾がどのような運営目標を掲げているかは私もわかりませんが,少なくとも塾に通う生徒や親御さんの目的は「成績をあげること」や「テストの点数アップ」,「志望大学合格」ですよね?

そして実際,基本的に塾は受験者数アップを目標にしています。(受験の合格実績のない塾には生徒が集まりませんので)

また塾講師としても,教えた生徒に良い点とってもらえなければ,クビになってしまいますので,生徒に良い点をとってもらうよう努力しています。

 

学校と塾の目標をまとめると以下の通りです。

  • 学校:生徒を成長させること
  • 塾 :生徒に良い点をとってもらうこと

 

 

 塾に通うべき理由

塾に通うべき理由は主に以下の通り3つあります。

  1. 講師は良い点を取らせるプロ
  2. 何を勉強すればよいか明確にしてくれる
  3.  勉強する習慣をつけやすい

 

それぞれ見ていきましょう。

講師は良い点を取らせるプロ

学校と塾の違いで書いたとおり,塾は良い点を取らせるための施設です。当然,講師は良い点を取らせるプロなわけです。

生徒に良い点を取らせることが仕事なので,授業以外の時間にはどうしたらよい点が取れるのかを生徒以上によく考えています。

 

一方,学校の先生は生徒が良い点を取れなくてもクビになることはないですし,そもそも授業以外にも多くの業務を抱えているため,良い点を取らせるためにどんな教え方をすればよいか考えることが出来る時間が,塾講師に比べて圧倒的に少ないのです。

私には学校の教員になった友人が何人もいますが,皆口を揃えて「やることが多く忙しくて大変な仕事だ」といいます。学校によってはモンスターペアレンツや不良生徒の対応に追われている先生もいます。

 

もちろん,学校の先生で受験指導がとても上手な方もいます。私が当時通っていた高校にも東大出身のベテラン教師がいて,その方の話はものすごくわかりやすく,学習指導も的確であったことを覚えています。

ですが,そういった優秀な先生は稀です。多くの雑務を抱えているため元々ポテンシャルがすばらしい先生以外は,テストで良い点を取るための勉強方法について考える時間はあまり取れないものです。

 

何を勉強すればよいか明確にしてくれる

テストで良い点を取るためには闇雲に勉強するよりも自分に合った学習方法で勉強するほうが効率的です。

例えば,物理の電磁気のテストで良い点を取りたいのに,教科書の先頭に書かれている力学の勉強からはじめていては,電磁気で良い点を獲得するまでにものすごく時間がかかってしまいます。少し極端な例でしたが,見当はずれな方法で勉強している生徒は意外と多くいます

 

ちゃんとした塾講師であれば生徒のにあわせてどのように勉強すればよいか指導をしてくれるので,効率の悪い方法で勉強して時間をロスする可能性は低くなります。

高校生になると定期テストや受験の範囲が中学校とは比べ物にならないくらい多いため,効率的に勉強しなければいつまで経っても良い点数は取れません。

 

勉強する習慣をつけやすい

塾はテストで良い点を取るための施設です。そこには同じ目的で集まる多くの高校生がいます。多くの塾では自習室が用意されており,日夜高校生が必死になって勉強しています。

塾に通うということは,受験のライバルたちが必死で勉強している環境に定期的に足を運ぶということです。よほどののんびりさんでない限り,「自分も勉強しなきゃ!」という気分になるものです。

 

塾という環境が勉強のやる気を呼び起こし,かつ自習室という勉強に最適なスペースも用意してくれているのです。勉強を習慣化するのには最適な環境といっても良いのでしょうか。自宅は誘惑が多いですから,なかなか勉強する習慣がつかないよ!という人は塾に通うことを検討してみてはいかがでしょうか。

 

大学受験ディアロ

 

【結論】塾に通おう

とまあ,塾はテストで良い点を取る上では最適な施設であるというワケです。塾に通わない手はないですが,問題なのは費用ですよね。

 

出来る限り受講する教科を減らしたいと考える人が多いはずです。きちんとした塾であればどれを受講すればよいかの相談にも乗ってくれます。まずは気になる塾の資料を集めて,お話を聞きに行くところからはじめてみてはどうでしょうか?

 

このサイトでも近々,どの教科を受講すればよいかについての記事を掲載する予定です。

 

※「塾に通っているけど勉強する習慣がつかないんだ!」という人はこの記事が参考になるかもです。まずは勉強に対するモチベーションを上げましょう。

 

study-support.hatenablog.com